医療法人 城南ヘルスケアグループ くまもと南部広域病院

当院のご案内

院長からのご挨拶

この度、小野友道理事長、ならびに内野誠名誉院長のご高配により、くまもと南部広域病院の院長として10月1日に着任した町田二郎です。

私は1982年熊本大学を卒業後、同大学泌尿器科学教室に入局し、主に腎臓移植や腎不全の臨床に従事してまいりました。1997年に済生会熊本病院に異動し、救急医療、がん医療、透析医療をイロハからやり直し、急性期医療の臨床経験を積んできました。この前後には子育ての傍ら同居両親の在宅介護を夫婦でやることとなり、介護保険のない時代に大変でしたが、妻のおかげで両親とも家で家族に囲まれた最後を看取ることができました。2007年ごろからは病院経営の一端を担う立場となったおかげで病院の外に目を向ける機会が増え、介護経験もあってなお一層地域医療というものに関心を抱くようになりました。2021年には地域の民間病院々長として赴任し、人生で最も濃密な学びを得る時を過ごしてまいりました。そこでは専門医療ではなく総合診療、リハビリテーション、介護に従事し、みずから訪問診療にも出かけ老老家庭、8050家庭、独居老人家庭、アルコール依存症者のおられる家庭、ゴミ屋敷、各種介護施設、等に踏み込みコロナ在宅診療も含め地域包括ケアの重要性を肌で知り、人口減少という日本社会の置かたれた現実のもたらす厳しい問題を理解することが出来ました。一方で、よりよい組織づくり人づくりをしなければ自分も職員も患者も幸せになれないこと、結果として社会から選ばれる永続性のある組織にはなれないことを実感しました。

当院は第二次世界大戦時の大刀洗陸軍飛行学校に所属する隈庄飛行隊の跡地にあります。故三船敏郎さんもここに配属されていたといわれ、終戦間際には多くの特攻隊が戦場に飛び立ったようです。別れの杯を酌み交わした心字池が残り、旧国有地であった名残として住所は無番地のままとなっています。近代日本国の歴史ある土地に立つ病院棟は2016年の熊本地震で甚大な被害を受けましたが、光と風というコンセプトで再建されたすがすがしさを感じる明るい空間に変貌し、葉祥明さんの絵画が癒しと勇気を添えてくれます。さらに遠くは九州山地へ連なる豊かな緑に囲まれた環境にあり、治療、療養にとても適した病院です。

これまでの経験と学びを踏まえ、多くの先達の築かれたことを大切に継承し、これからの激動の時代を乗り越えるべく職員や地域の皆様とよく話し合いを重ね、ともに城南町の病院から熊本県の病院、そして日本の病院と言われるように努力していく所存ですので、皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

医療法人城南ヘルスケアグループ
 くまもと南部広域病院
院長 町田二郎

基本理念

使命

私たちは、病める人の気持ちを理解し、“信頼され、選ばれる病院″を目指して研鑽します

基本方針

  • 地域の医療ニーズに応えられる中核病院を目指します
  • 家族を入院させたい病院、職員が働き続けたい職場づくりを目指します
  • 医療技術・知識の向上を図ることを通じて、急性期病院や地域の医療機関・施設との連携を推進します
  • 治療成果の向上と患者さまの満足度向上を図るため院内連携を強力に推進します
  • 良質な医療・介護サービスを提供する体制を継続的に構築していくために健全経営を実現します

行動規範

  • 私たちは、常に患者さま本位で考え、行動します
  • 私たちは、今出来る最新の医療を提供するため、自己研鑽に努めます
  • 私たちは、チーム医療を推進するため、仲間を尊敬し、周囲に関心を高く持ち、院内連携を推進します
  • 私たちは、あらゆる場面で、あらゆる人に、謙虚な姿勢で接します
  • 私たちは、常に基本行動を念頭において行動します